防災訓練
- doragonyanguri7080
- 1 日前
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●子どもにわかりやすい伝える「話し方」のコツ
伝え方ひとつで、子どもの理解度や反応が大きく変わります。子どもたちに伝えるときは、以下のポイントを意識しましょう。
・難しい言葉は避け、短くてやさしい表現を使う
・声のトーンは優しく、安心感を与える話し方を心がける
・「怖いから逃げる」ではなく「命を守るための大切な約束」と前向きに伝える
子どもたちが「怖い」ではなく、「やってみよう」と感じられる話し方がポイントです。命を守るための大切な練習であることを伝えるなど、子どもたちが怖がらない工夫をしましょう。
●楽しい「お話」で伝える
避難のルールを一方的に教えるのではなく、ストーリー仕立てのお話で伝える方法もおすすめです。例えば、以下のようなお話で伝えていくと、子どもたちも楽しみながら学んでくれます。
・「もしも、森の保育園に火事がきたら?」という空想ストーリー
・キャラクターを使って、「お・か・し・も」を守る姿を描く
・先生が登場人物になり、寸劇のように演じる
お話にすることで子どもたちは自然に集中し、内容をイメージしやすくなります。ストーリーを通じることで、「自分だったらどうする?」と考える力も育てられるでしょう。
●「クイズ」で遊びながら伝える
遊び感覚で火災避難訓練を子どもたちに伝えたいなら、「クイズ」がおすすめです。例えば、以下のような問題を作って、子どもたちに出題してみましょう。
・火事のときにやっていいのはどれ? A.走る B.押す C.静かに歩く
・「お・か・し・も」の「も」はなに?
・火事のときに戻っていい?戻っちゃダメ?
全員で手を挙げたり〇×で答えたり、体を使ったクイズにするとより盛り上がります。
●「イラスト」を活用して視覚的にわかりやすく伝える
視覚的な情報は、とくに年齢の低い子どもたちに伝える際におすすめの方法です。以下のようなイラストを用意すると、子どもたちが楽しみながら学べます。
・「お・か・し・も」のルールを表すイラスト
・火災のときの様子と、安全な避難の流れ
・避難する子どもと誘導する先生の様子
日常的に目にすることで自然と身につくので、保育室に掲示物やポスターとしてイラストを貼っておくのもおすすめ。言葉だけでなく、視覚的に分かりやすく子どもたちに伝えていきましょう。
●「紙芝居」で火災時の行動を物語で伝える
以下のような内容の紙芝居は「お話」とイラストの両方を活かせるため、避難訓練の導入や復習にぴったりの方法です。
・火災が起きた場面を子どもたちが体験できるように演出する
・登場人物と一緒に「お・か・し・も」を守る流れを描く
・最後に「みんなも今日からできるね!」と呼びかけて実践意識を高める
先生の読み方や間の取り方を工夫するだけでも、子どもたちの集中力がぐんとアップします。子どもたちを紙芝居の世界に引き込み、より分かりやすく災害について伝えていきましょう。


